
↑土壁と、屋根下地は竹と土で出来た建物です。震災で瓦の破損からの雨漏りがひどい状態でした。エコ住宅設備さんが瓦降ろし、下地造り、ルーフィング、外壁まで、それ以降は、弊社が板金屋根、破風板、雨どいまで施工させて頂きました。

↑棟も震災で破壊されていました。

↑外壁や雨押さえ板金も錆が進行しておりました。

↑瓦もかなり経年劣化しており、割れも多数見られました。

↑今回は、自社成型で、ガルバリウムの縦葺き『立平ルーフ』での総葺き替えとなります。画像のように、長いコイル状の平板を、屋根材の成型機で、作っていきます。

↑約50本出来上がりました。この量で、2階の屋根の分です。


↑屋根材は銀黒を採用しました。破風板は、柿渋を3度塗りで、しっかり防雨、防虫処理をしました。昔ながらの深茶色で、日本人には馴染みのある風合いです。
壁の歪みが酷かったのですが、エコ住宅設備さんが、丁寧に外壁の垂直を取り、施工されました。壁の色と屋根材の色が、調和していて綺麗で落ち着く、これで雨の日も安心して居られるよと、お客様に言って頂けました。

同じ屋根材を葺いていても、どうすればもっとスタイリッシュになるか、どうすればもっと建物や材料が長持ちするか、どうすればお客様に経済的にも、物理的にも、精神的にもご満足頂けるかを、常に求めて施工させて頂いております。
今回も、お客様、エコ住宅設備様、保険会社様のお陰で、無事施工をさせて頂くことが出来ました。
施工の休憩中に、大切に育てられた大変おいしいおみかんを頂きながら、これまでの色々なお話をして頂いた事が有難く、思い出に残っております。
この度も、誠にありがとうございました。