日々の現場から、ちょっとしたひとこまをお届けします。お仕事に疲れて帰ってきた時、ふらっと立ち寄ってほっとひと息つけるような、そんな場所を目指しています。
今日の午後は、地震の少し前に瓦屋根から板金屋根への葺き替えや、瓦の葺き戻しをさせていただいた御船のお客様数件のお宅を見回らせていただきました。台風や地震を想定して施工していたこともあり、板金屋根も瓦屋根もまったく被害がなく、お客様にも安心していただけました。弊社では瓦の棟工事の際、標準で耐震棟施工を行っています。軽量でバラけにくい構造のため、地震の揺れにも強く、後々の修理やメンテナンスコストを抑えながら、安心して住み続けていただけます。工事したばかりの屋根がどうなっているか、きっとご心配だったはずだと思い、地震後できるだけ早くお伺いしました。「被害はありませんでした」とお伝えした時のお客様の笑顔に、私たちも暑さを忘れて一緒に喜び、お茶をいただきながら少しお話をして帰ってきました。
いつも「わが家のホームドクター」と頼りにしてくださっている城南のF様から、「地震で家が大変なことになっている」とご連絡をいただき、すぐに駆けつけました。窓が外れ、タンスや家財が室内に散乱している状況の中、まずは外まわりの基礎や外壁にダメージがないか、窓やシャッターがきちんと動作するか、水まわりからの漏水がないかを一通り確認。続けて電気まわりの修理を行い、タンスや襖、テレビ台、洗濯機といった大型家具も、日常生活に戻れるよう一つひとつ元の場所に据え直しました。外壁や内装、ユニットバスなど本格的な修理は、状況が落ち着いてからあらためて対応させていただく予定です。小さなお子さんがいらっしゃるご家庭で、以前の熊本地震でも大きな被害を受けられていたとのことで、今回も本当につらい思いをされていたご様子でした。それでも、少しずつ元の暮らしを取り戻していく中で「これで安心できそう」と復旧への希望を感じていただけたようで、私たちもとても嬉しく思います。食料の確保も難しい中、おにぎりや飲み物までいただいてしまい、かえって恐縮するとともに、本当にありがたい気持ちでいっぱいになりました。長年のお付き合いだからこそ、こういう時にすぐ駆けつけられることが、私たちの一番の役割だと感じています。
いつも家まわりのことを何でもご相談いただいているご近所のお客様から、「地震で玄関や窓が開かなくなり、家から出られない」とお電話をいただき、すぐに現場へ駆けつけました。到着すると玄関まわりの歪みがひどく、扉がまったく動かない状態。戸車を調整し、ドア上部をわずかに切断して、なんとか無事に開閉できるところまで応急対応させていただきました。「これで安心して出入りできます」とほっとされたご様子に、こちらも胸をなでおろしました。外壁にもヒビが多数見つかっているため、周辺の情勢が落ち着き次第、ドアの本格的な修理・交換とあわせて対応させていただく予定です。まずは日常を取り戻していただくことを第一に、これからも一つひとつ丁寧に向き合っていきます。
いつも親身にお付き合いさせていただいている職人さんからのご依頼を受け、地震当日の夕方、小川町の海東へ瓦棟の養生に向かいました。小川周辺は特に被害が大きく、道路の隆起や陥没、家屋の倒壊などでどちらから向かっても通行止め。かろうじて残っていた一本の道を頼りに、なんとか現場までたどり着くことができました。近づいてきていた台風のことも考え、土嚢袋を狭いピッチで天秤に並べて固定し、ブルーシートをしっかりと張りました。熨斗を高く積んでいた本棟は、今回の揺れでバラけて落下してしまっている状態。この養生によって、職人さんが本格的に修理に入るまでの間、雨が降ってもお客様に安心して待っていただけます。地震のあとは材料屋さんも閉まり、職人さんたちも対応に追われて施工までにどうしても日数がかかってしまうため、こうして安心して復旧を待てる状態を整えておくことが何より大切だと感じています。職人の皆さんも、私たちと同じように、震災に加えてナフサ不足による養生シートの品薄にも直面しながら現場に向かわれているのだろうと思うと、資材一つひとつのありがたみをあらためて実感しながらの作業となりました。
御船町の有名食処、田代食堂様の三段屋根の葺き替え及び雨樋交換をさせていただきました。上段はS&Sルーフのガルバ横葺き、中段は立平ロックのガルバ縦葺き、下段はガルバ波板と、段ごとに仕様を変えてしっかり仕上げております。作業の合間には美味しいご飯をお腹いっぱいごちそうになりました。いつも本当にありがとうございます!
今日は、いつもお世話になっているお客様のお宅へ。「知らない方が無断で敷地を通られて不安で」とのご相談を受け、簡易的な柵を取り付けさせていただきました。「これで安心できます」という一言に、こちらまで肩の荷が下りる思いです。あわせてトイレのダウンライトも交換し、灯りが戻った天井を見上げて一安心。作業のあとにいただいたお茶と、海外で暮らすお孫さんの近況話――そんな何気ない時間にこそ、この仕事のありがたみを感じます。